認知症対応力向上研修の事例検討会を開催しました

平成29年度 石川県かかりつけ医等認知症対応力向上研修会を今年度も2回実施しました。

第1回 平成29年11月10日(金) 金沢赤十字病院にて 36名参加

第2回 平成30年2月23日(金) KKR北陸病院にて  19名参加

いずれも、いしかわ921在宅ネットワークではすっかり定着した「見える事例検討会」で行いました。

2月の事例は、「認知の課題で生活に支障はあることは分かっているが、本人が拒むので介入できない。家族へのアプローチも本人の拒否があるため出来ていない」というケース。今まで一人でしっかりとした生活をされてこられた方へのアプローチは、支援者にとって容易ではありません。ご本人が、社会で活躍していて多忙な子供に迷惑をかけるのを嫌がられることが多く、家族を巻き込むことも簡単ではありません。参加者19人でじっくりと対応策を検討しました。見える事例検討会は、ingの事例を取り上げるのが特徴です。この検討会でも、最後は事例提供者に対して、「この方法で取り組んでみてください。頑張ってください!」という激励で終わりました。

   和やかな雰囲気で事例検討会は進みますが、鋭い指摘が飛び交います。